ちょっと曲がった家

おもに家と庭についてのブログです。。。

家づくり:洗濯物干しの正解とは

新築のお家を見ると、つい気になってしまうのが「どこに洗濯物や布団を干しているか?」です(^^;

よく考えてるな~と感心するお家もありますが、道から洗濯物が丸見えで「洗濯物までは、気が回らなかったんかな…」というお家もあったりします。。。

洗濯物干しはどこが正解か

思いつく範囲であげると、洗濯物を干す場所は以下の3つに分けられます。

  • 上の階(ベランダ・バルコニー)
  • 地上(家の周囲)
  • 室内(浴室・洗面所・廊下・専用スペースなど)

ひとつずつ検証していきますね(*'ω'*)

上の階(ベランダ・バルコニー)

これまでの2階建て住宅では、洗濯物を外に干す場所といえば2階のベランダやバルコニーが一般的でした。

風通し・陽当りも十分で、省スペースにもなります。

庇があれば、多少の雨でも大丈夫( `ー´)ノ

しかし昨今の家づくりでは、ベランダそのものが不要と考える施主も増えてきましたね。

地上(家の周囲)

平屋やベランダを作らなかったお家で、外干しするパターンでしょうか。

家の側面に屋根を付けて、物干し場にしてるお家や、目隠し塀などで洗濯物を完全に隠しているお家もありますが、案外多いのが庭のウッドデッキやカーポートに干しているお家。

見えていないようでも、意外と洗濯物が目につくんですよね(;^ω^)

特にカーポートは、物干しざおが高い位置にあるので、車越しでも洗濯物が目立ちますし、踏み台を使わないと手が届かないのも便利とは言えない気がします。

あと庭の掃き出し窓の前に、物干しざおを設置しているお家。(義実家がコレ)

玄関アプローチから丸見えの位置なので、ときどき目のやり場に困ります(;'∀')

室内(浴室・洗面所・廊下・専用スペースなど)

最近主流になりつつあるのが、室内干し派です。

花粉症や家事の都合で、室内に洗濯物を干したい人が多くなってきたように思います。

室内干しで気をつけたいのは、洗濯物が乾きにくい季節の対策

新建材の合板フローリングやビニールクロスは、もともと調湿の効果がないので、湿度が高いと洗濯物が乾かず、室内もさらにじめじめしてしまいます。

干す場所は、あまり日常生活に支障がないところを選ぶなど、いろんな角度からシミュレーションしてみることをおすすめします(*'ω'*)

我が家の洗濯物干しスペース

そういう我が家はどうしてるかというと、2階に洗濯物干し専用スペースを作りました。

専用スペースといっても、ベランダへの出入り口にできた3畳くらいの小さなスペースです(;^ω^)

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あまりキレイな図じゃないので、わざと画像をぼかしましたww

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矢印のように、東側の縦すべり出し窓から風が入り、寝室の窓から抜けてくれます。

晴れて暖かい日は掃き出し窓も開けると、さらに風通しが良くなります。

洗濯物が気にならない

家事室を作って良かったのは、洗濯物の存在が気にならないこと(*'ω'*)

室内で干していると、洗濯物をうっとうしく感じたり(特に梅雨)、洗濯物が邪魔になったりしがちですが、家事室のおかげで解消されていると思います。

ベランダで外干し

すっかり室内干し派になってますが、分厚いジーンズやバスタオルも、カラッと乾かしたいので、季節を選んで外干しもしています。

モッコウバラのシュートとベランダの洗濯物

道路から見上げると、ベランダではためく洗濯物が見えますww

見られても良い洗濯物しか干してないので、ご安心ください(;^ω^)

見落としがちな洗濯物干し場

毎日している家事なのに、家づくりでは後回しにされがちな洗濯物干し問題

設計者や施主に家事にうとい男性が多いせいなのか、キッチン選びと違って、物干しは力が入らないせいなのかは分かりませんが、大切なことなのに見落とされているように思います。

新居での洗濯物干しについて、1回でも考えておいて損はありません。

洗濯物のせいで新居が不便にならないように、間取りの段階から干す場所はしっかり検討してみてくださいね(*'ω'*)

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