昨日の打合せで、キッチン背面収納は造作することに決めました( ̄▽ ̄)
キッチン背面収納をシンプルな造作にすることで、コストと機能の両方の条件を満たすことができると分かったからです。
造作の背面収納のメリット
造作にするメリットは、なんといっても自分の希望が最大限かなえられること^^
もちろん予算との兼ね合いもありますが、私のような既製品に物足りなさを感じる施主には造作が合ってるように思います。
我が家のキッチン背面収納は、私がエクセルで描いた図面を元に作ってもらう事になりました(*'ω'*)
システムキッチンの後ろ約3mの壁いっぱいに、カウンターと吊戸棚を付けてもらいます。
カウンター下は、ゴミ箱置き場のスペースと引出し・オープン棚というシンプルな構成。
製作コストを抑えるために最低限の引出しと、オープンの可動棚にしました(*'ω'*)
背面収納の条件
私が考える背面収納に必要な条件は4つ。
- 家電とゴミ箱がすっきり収まること
- キッチン用品と食品のストックを1か所で管理できること
- 取りたいモノがすぐ手に届く適切な配置
- 食器棚も兼ねること
私が背面収納について求める条件は『私にピッタリなキッチン背面収納について考えてみた』にまとめていますので、よかったらご覧ください。
背面収納の仕様
キッチンの壁に合わせてサイズを決め、背面収納に入れる食器類や家電に合わせて考えました。
背面収納のサイズ
背面収納のサイズは幅3m、カウンターの高さ85cm・奥行き55cmにしました。
- 横幅は、壁の幅から冷蔵庫を置くスペースを引いた寸法
- カウンターは、身長156cmの私が使いやすい高さ
- 奥行きは、オーブンレンジがきちんと納まる寸法&冷蔵庫より少し浅め
- キッチンに高窓がつくのでその下から、手が届きやすい高さで吊戸棚をつける
…という風に決めました。
カウンターの奥行きを「冷蔵庫より少し浅め」にしたのは、冷蔵庫の扉に干渉しないためです。
家づくり本などで、冷蔵庫の面とぴっちり合わせた背面収納を見かけますが、冷蔵庫の扉が当たってしまう可能性があるので、気をつけた方が良いと思います(^^;
ゴミ箱収納スペース
カウンター下の配置でまず決めたのが、ゴミ箱置き場でした。
せっかく造作するなら、ゴミ箱も背面収納に組み込みたかったのです(*'ω'*)
調理中にゴミが捨てやすいよう、シンク前に立った時の右斜め後ろにゴミ箱を置くようにしました。
引出し
引出しは、スライドレール式で4段です。
- カトラリーを入れる1段目は、10cmの浅型
- 茶碗や小皿などを入れる2,3段目は、15~20cm程度
- 大型の食器を入れる4段目は、30cmの深型
収納するものによって、引出しの高さを変えてもらいました(*'ω'*)
開き戸
米びつなど、引出しには入らない大型のものを収納
オープンの可動棚
元々は引出しにしたかったのですが、予算的に無理だったのでオープンの可動棚になりました。
(後から大工さんに指摘されたのですが、横幅80cmの引出しは強度的にもたないそうです)
住んでからですが、可動棚にしたことで無駄なく収納ができて利便性も上がったと思います。
吊戸棚
吊戸棚のサイズは、横幅2.4m・高さ42cm・奥行き30cm
吊戸棚の奥行きを浅くして、圧迫感をなくしました。
扉は引き戸にして、一目ぼれした気泡入りガラス・ウィスマーク社の「シーディクリア」を採用♪
ラムネを思わせる涼やかな気泡、とっても気に入ってます♪
このガラスを見つけたのは、設計士さんに教えてもらった『型板ドットコム』という板ガラス専門のショップのサイトです。
素敵なデザインガラスがいっぱいあるので、よかったらご覧ください^^
型板ドットコムのサイトへ>>>www.kataita.com
空きスペースに飾り棚
吊戸棚の幅が余るので、左隅を奥行き15cm程度の小さな飾り棚にしてもらいました。
関連記事>>>神棚の代わり
設計時はあまり深く考えなかったのですが、この飾り棚の下にポットや炊飯器を置いたら、上手い具合に家電の水蒸気を逃す役割をしてくれました(^^)v
偶然とはいえ、ここは本当に良かったです^^
関連記事>>>キッチン背面収納と家電から出る蒸気
コンセントの位置
もちろんコンセントもしっかり指定(^^)v
左右の両端に3口コンセントをカウンター上に1個ずつ
カウンター下のゴミ箱置きスペースの壁にも3口を1個配置してもらい、上のコンセントが引き込めるように穴を開けてもらいました^^
(下にコードを引き込むことで、カウンター上に家電のコードが溜まらないように工夫しました)
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完成したキッチン背面収納は、こちらの記事でご覧ください↓