私の実家には居間に掘りごたつがあり、私は子供のころから掘りごたつの恩恵を受けて育ちました( ̄▽ ̄)
新居も、コタツを置く前提で居間を畳敷きにしたぐらいコタツが大好きです。
そんな私があえて掘りごたつを採用しなかったのには、いくつか理由があります。
掘りごたつのメリット・デメリット
コタツ自体が少なくなった昨今、掘りごたつに入る経験自体が希少になっているかもしれませんね(^^;
(居酒屋や焼肉屋などで掘りごたつ風の座敷などを見かけますが、本物の掘りごたつとは似て非なるものだと思ってください)
掘りごたつのメリット
真っ先に浮かぶのが、掘りごたつは座るのが楽だということ。
椅子のように腰を掛けられるので、膝が悪いなど床座が苦手な人も掘りごたつは座りやすいと思われます^^
掘りごたつのデメリット
- 通常のコタツよりも設置コストが高い
- 移動できない
- 掃除がしにくい
- 故障した時に修理が高額になりやすい
- 電源を切ると寒い
- 寝にくい
1:掘りごたつは製造メーカーが限定されるため、通常のコタツよりも設置コストは高額になると思います。
2:掘りごたつは床に穴を開けて据え付けるので、基本的に移動できません。
その為、大規模な配置替えやちょっと動かしたりはできません(>_<)
3:掃除する場合、天板や櫓を外して穴の中まで掃除機をかけるのは、結構な重労働になります。。。
4:掘りごたつを作っているメーカー自体が少ないため、買い替えや修理は通常のコタツよりも高額になると思います。
5:案外知られていないのが、掘りごたつの穴の中はとても冷えるという事。
床に穴を開けて基礎に足を突っ込んでいるようなものなので、電源を切ると地面の冷気がそのまま伝わって非常に冷えるという事も覚えておいた方が良いと思います(^^;
6:これも掘りごたつを日常的に使ってないと分からない事だと思うので、下記で説明させてください。
掘りごたつは寝にくい
コタツでうたた寝が最高…と思っている私には、掘りごたつは寝るにはやや使い勝手の悪いものでした。。。
まず掘りごたつで寝てみましょう…
(見にくいので、こたつ布団は取っ払います)
掘りごたつは穴があるため、足先と背中の二点で下半身を支えないといけません。
この姿勢、短時間は耐えられても長時間は腰を痛めてしまいます(;^ω^)
それに比べて通常のコタツは、フラットな床が均等に体を支えてくれます。
寝がえりだってし放題♪
また4人掛けの場合、ひとりが横になると残りの3人に迷惑が掛かります。
通常のコタツなら、体の位置が限定されない為、図のように譲り合って全員が座ることが可能になります^^
結果的に、我が家は掘りごたつを採用しませんでした( `ー´)ノ
新築やリフォームで掘りごたつを採用するかどうか検討するときって、大抵はコタツが活躍する冬場だけを検討しがちですが、使用しないシーズンや設置後のメンテナンスの手間などもしっかり検討してから判断されると良いと思います。
最近は置き畳と掘りごたつが合体したタイプもあるようですね↓
我が家の居間はこんな感じです↓