寒さが戻ってきましたね(>_<)
こういう日は、蓄熱暖房器のありがたみを感じます。
暖房は蓄熱暖房器・ユニデール
我が家の暖房のメインは、蓄熱暖房器ユニデール VUEi70Jです。
日本ではあまりなじみのない暖房器具かもしれません(^^;
蓄熱暖房器は、本体に内臓しているレンガに熱を溜め(蓄熱)、その熱で室内を温める暖房器具です。
レンガは使用する前日の夜間電力で熱せられるため、予熱を忘れると暖房は使用できません。
なので、エアコンやファンヒーターのように使用時に電源ONするのではなく、一定期間継続して使い続ける暖房器具になります。
ちなみにユニデールは、製造メーカー ディンプレックス社の製品名です。。。
参考記事>>>電気蓄熱暖房器(ユニデール) | ファン付マイコン内蔵VUEi/VNEi/VHEi - DIMPLEX JAPAN
蓄熱暖房器を選んだ理由
私がエアコンの暖房が苦手だったのが一番の理由(^^;
かといってストーブは手入れが必要だし、灯油の管理もしたくなかったので、それ以外で検討しました。
蓄熱暖房器は、我が家の設計を依頼したKさんがよく採用しており、OBさんのお家で体感させてもらったのをきっかけに導入を決めました^^
OBさんのお宅見学の様子は「ねこ建築家 Kさん」でご覧ください。
蓄熱暖房器のメリット・デメリット
私が感じる蓄熱暖房の良い点と悪い点についてまとめてみました。
蓄暖のメリット
- 輻射熱なので足元も温かく、エアコンのようにのぼせたりしない。
- 乾燥はするけど、エアコンのように喉をいためない。
- 音はほぼ無音(ファンも静か)
- 1台で1階の居間,ダイニング,キッチン(全部で20畳弱)は問題なく温まる。
- 夜寝る前に戸を開けておけば、朝起きた時に2Fや洗面所も寒くない。
- 着替え前に服を上に置いておく*1と、着る時にホカホカww(夫愛用中)
- 床暖房よりも設置コストが安い。
- 故障しにくくて長持ち。
- エアコンみたいな定期的な掃除は不要。(普段の掃除は、ファンの吸気口のホコリを掃除機で取る程度)
あと、万が一故障したら床暖房は床板を剥がす可能性がありますが、蓄熱暖房器は本体が床置きされているのも安心材料でした。
蓄暖のデメリット
- 暖房しかできない。
- 部屋を急激には暖められない。
- 細かい温度調整がしにくい。
- 夏場も片づけられないので邪魔
- やはり電気代が高い(涙)
蓄熱暖房器だから根本的に冷房の機能が無いのは当たり前なんですが、エアコンと比べる人はデメリットと感じるようです。
デメリットの1~3は、床暖房も一緒かなぁ…という気がします(^^;
1ヶ月1万円の電気喰いですが、エアコンにはないポカポカ感で暖めてくれるので、家族みんながお気に入りです^^
蓄熱暖房器の使い方
基本的には、朝と夜の時間帯だけ運転するようにタイマーで設定しています。。。
蓄暖の運転停止=ファン停止の意味で、エアコンのように完全に暖房が切れる訳ではありません。
運転停止でも蓄暖内部のレンガは放熱を続けているので、触るとほんのり暖かいです。
蓄暖運転の時間帯
蓄熱中(深夜~午前6時くらい)も放熱しているので、運転前の早朝でも部屋の空気は十分暖められています^^
- 朝 7時~8時の2時間
- 夜 18時~21時の4時間
電気代節約のため、日中は蓄暖の運転はしていません。
急激に昼間から冷え込んだ場合は、エアコンでしのいでます(;^ω^)
蓄熱量の目安
我が家の設定はこんな感じ。
- 最高気温5℃くらい:75~80% 60% ←1年経過後の設定に修正
- 最高気温8~10℃くらい:50~65% 30~45%
- 最高気温15℃以上:25~30% 切 エアコンで十分
補足:1年経過して、蓄熱量の設定の目安を赤字で訂正しています。
使い始めは、どれくらい蓄熱させれば一日持つのかが分からず、結構蓄熱量を高めに設定していましたが、今は天気予報を見て翌日の気温によって蓄熱量を調整しています。(設定はコントローラで、簡単に変更できます)
うちは大型を1台設置にしましたが、フロア中暖かくしたい場合は家の離れた場所に中型と小型の2台設置の方が良かったかも。
その分電気代も掛かるんでしょうが(^^;
オフシーズンの蓄熱暖房器について
蓄熱暖房器を切る手順は、以下の3つ!
- コントローラーで蓄熱量を0%にする
- 電源をOFFにする
- 分電盤を開けて、蓄暖のブレーカーをOFFにする
蓄熱暖房器を使用しない時期は、必ず分電盤の蓄暖専用ブレーカーを落としておきましょうね(*'ω'*)
蓄熱暖房器を使用した感想
香川のような温暖な地域では蓄熱暖房はメジャーではないですが、これだけでも充分な室温をキープしてくれるので、選んで良かったなと思います。
蓄熱量はマメにチェックを!
2018年春はうっかり確認を怠ったため、気温が上がっても30%でずっと蓄熱させてしまい、電気代が大幅にオーバーしてしまいました(^^;
面倒がらずに、コントローラーで蓄熱量をこまめにチェックするのが節電のコツですね。。。
*1:これは正しい使い方ではないのでご注意ください。特に化繊の服やプリントの服は、熱によって変化するものもあります。現に娘の服のプリント塗料が一部着色してしまいました。。。