ちょっと曲がった家

妻主体で始めた建築家との家づくり(2015年完成)と、その後の庭づくりや日常生活を記録したブログです。

蓄熱暖房器ユーザーが全力で蓄熱暖房器を擁護してみる

時々、家ブログで蓄熱暖房器を設置したけど使用をやめてしまった人が「蓄暖は使いづらい」と書いているのを見かけます。
せっかく高いお金を出して設置した蓄熱暖房器を使わないのは、勿体ないし残念なことだと思います。

スイッチを入れればすぐに部屋を暖めてくれるエアコンに慣れた人からすると、融通が利かない使い勝手が悪い家電としか見られないのは仕方ないのかもしれません。

でも、蓄熱暖房器をエアコンと比較すること自体が間違っていると、私は思うのです。。。

蓄熱暖房器は電気式暖炉

暖炉のイラスト

もともと蓄熱暖房器は、薪を燃やして暖房する暖炉を電気式に置き換えた物なのです。

中世のヨーロッパでは、どの家庭にも暖炉がありました。
赤々と燃える炎、その熱で暖められたレンガが放出する輻射熱。
それが、蓄熱式暖房のルーツだといわれています。

蓄熱暖房器ブランド・ユニデールを生産しているディンプレックス社のHP↓にもこのような文章が書かれています。

世界に温もりを届ける、ディンプレックスの革新的なテクノロジー - DIMPLEX JAPAN

だから

  • 暖房しかできない(冷房機能が無い)
  • 夏場は邪魔
  • すぐには暖かくならない
  • 予熱をしないと使えない
  • 電気代が高い

というような文句を付けるのは、そもそも見当違いだったのです(^^;

たとえば以前ちょっと流行った薪ストーブだって「暖房しかできない・夏場は邪魔なモノ」ですが、設置してこんな文句を言う人ってほぼいませんよね?
だって「薪ストーブは冬しか使えない物」と理解した上で採用しているから。

蓄熱暖房器だって同じなんです。
ただ見た目が家電なので、エアコンとどうしても比較されてしまうのが蓄熱暖房器の悲劇なのかもしれません。。。

蓄熱暖房の予熱切れ=薪切れ

蓄熱暖房器は、前日の深夜電力でレンガを温めるという仕組み上、いきなりスイッチを入れても暖房として機能はしません

ここがエアコンや電気ストーブなどとは違うところですが、蓄熱暖房器にとって予熱切れというのは、薪ストーブや暖炉の薪切れと同じ意味なのです。
なので、燃やす薪が無い薪ストーブに「なんで温くならないんだ!」って怒ってるのと同じことなのです(;^ω^)

電気代=薪代

もうひとつのネックである「電気代が高い」というのも、致し方ないというのが結論です(^^;
だって、熱効率の悪いレンガをガンガン電気であっためてるんですよ!
そりゃ消費電力だって物凄いでしょう。。。

私から見たら、薪ストーブや暖炉で買った薪(=お金)を燃やしてる人の方が物好きだなぁなんて思います(;^ω^)

暖かさの質にこだわるかどうか

「アレ?結局夏用にエアコン付けるんだったら、元から蓄熱暖房器は要らなくね?」と思った方、きっと10人中9人はいるでしょうww

ただ部屋を暖かくしたいだけなら、スイッチを入れればすぐ暖房運転ができて電気代も安いエアコンに完全に負けています。

蓄熱暖房器ユーザーが蓄熱暖房器を使い続けるのは、単純に蓄熱暖房器が好きだから。
正確には蓄熱暖房器が発する輻射熱の暖かさが大好きなのです。

そのあたりをきちんと理解した上で「蓄熱暖房器の採用」を検討してもらえれば良いのではないかな…と思います。

合わせて読んでいただけると嬉しいです↓

toniho.hatenablog.jp