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読み物:怖いへんないきものの絵

中野京子さんの怖い絵シリーズが好きで、ほぼ読んでいます。

怖いへんないきものの絵 中野京子・早川いくを

怖いへんないきものの絵 中野京子早川いくを

本の構成は怖い絵と同じで、タイトルと作者と絵画の後に絵についての文章が添えられていますが、語り手は主に早川さんで中野さんは早川さんの質問に答えるという感じで登場します。

なので、従来の怖い絵のように中野さんの流麗かつ高尚な解説を読みながら絵を鑑賞する…というより、絵を観た早川さんが分からないなりに解釈を試み、その迷解釈を正しい方向へ導く中野さんとのやり取りを楽しむ本になっています。

中にはあえて受け狙いで書いてるのかな?というようなところもありますが、それにつられた中野さんのいつもとは違った素の様子を見られたのが面白かったです^^

怖いへんないきものの絵|中野京子 早川いくを|本|Amazon

テレビは勿論映画もなく、識字率も低かった時代のメディアとして絵画が使われていたという事を知らないと、絵画鑑賞はなかなか難しいと思います。

まして、絵が描かれた当時の『お約束』なども織り込まれており、様々な知識を総動員した上でなければ、絵画に込められた本当の意味を読み解くことはできないのです(^^;

そういう意味でこの本は、西洋史や宗教史にあまり詳しくない一般人の早川さんが、代表として絵画鑑賞をした本だと思えばよいかもしれません。。。

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