セネシオさん(id:cenecio)が書かれた記事を読んで、常々思っていたことを書いてみます。。。
神戸から嫁入りし、香川県民となって20年弱のワタクシ、香川県は外食文化が貧しい事をとても残念に思い続けております。
本当にびっくりするくらい飲食店が潰れる*1…生き馬の目を抜く東京や大阪の繁華街の話じゃなく、四国の田舎でのことです。
香川県で飲食店が存続しにくい理由
神戸と香川しか住んでいないので、比較が極端かもしれませんが、私なりに考えてみました。。。
通勤の足が車
会社はほぼ9割以上が車通勤なので、定時退社日や金曜日の夜でも飲み会が開きにくいようです。
お店自体も車がないと行けない場所が多く、宴会会場まではタクシーの相乗りや家族に送迎をしてもらうのが常識となってます。。。
新規オープンにしか飛びつかない県民性
香川県民は新しいもの好きな県民性らしく、新規オープンは行列を作るものの持続性が無く(飽きっぽいというか、うどん屋以外は気に入ったお店に定期的に通い続けるという事をあまりしないみたい)、大阪や神戸では生きながらえそうなお店(味・価格・サービスもまずまずといった普通レベルの店)でも、短命で終わることが多いです(涙)
もともと日曜夜に外食の習慣がない
これが一番びっくりした事ですが、なぜか日曜夜に外食する習慣が昔からないそうです。
今でも日曜休業の飲食店(特にうどん屋)が結構多く、飲食店なのに日曜に営業しないなんて、私には考えられません(^^;
外食の金銭感覚が低すぎる
外食(ランチ)にいくら掛けるかという基準がとても低いように思います。
まぁこれもランチ価格の基準がうどん屋なので仕方ないとはいえ、他県に行っても500円でお腹いっぱいになれると思い込んでいるフシがあります(-_-;)
繁盛するのはうどん屋だけ?
神戸から移り住んで、ビックリしたのがうどん屋の多さとそれ以外の飲食店の少なさ。
特に少ないと感じるのが喫茶店とお好み焼き屋*2です。。。
個人的な感覚なのですが、香川のうどん屋比率は関西の喫茶店+お好み焼き屋+うどん屋ぐらいのような気がしますww
県民性データベース
香川のうどん屋と喫茶店の数について調べてみたら、
こんなサイトをみつけました↓
香川県のランキング上位に、うどん絡みがやたら多いのが分かるでしょうか(;^ω^)
喫茶店の店舗数ランキング
10万人当たりの割合で全国7位に入ってますが、店舗数は大阪の10分の一以下…8位の京都にも店舗数では2倍以上の差を付けられています。
1位が高知県なのが意外でしたが、サイトではきちんとその理由を考察しています。
お好み焼き屋の店舗数ランキング
お好み焼き・焼きそば・たこ焼きをひっくるめた粉もん屋ランキングですが、トップ3は納得できますね。
ここでも10位の奈良県や12位の山口県と比べても店舗数は負けてます。
香川県民は外食でうどんばっかり食べてる
・・・・中略・・・・
31位の大阪府・34位の兵庫県のどちらも店舗数は香川県を上回ってるのにww
結局今回調べてみて分かったのは、香川県民は外食=うどん!という事が分かりました。
うどん屋が悪いわけじゃないですが、外食文化が未熟な県って思われても仕方ないんじゃないかなぁ。。。
なんだか香川の悪口ばかり書いてしまいましたが、住むのにはまぁまぁ良い県ですよ。
気候も良いし、災害も少ないし、全てにおいてのんびりしてるし…
讃岐うどんは確かに美味しいけど、どこ行っても基本はダシとうどんなんで飽きちゃうんですよね(;^ω^)
洋食屋のワクワク感とか、喫茶店(チェーンとかカフェじゃないやつ)の独特の雰囲気とか、うどん屋には絶対ないでしょって思ってしまいます(懐)