家づくりを初めてみて、専門用語や法律など分からないことだらけの状態をどうにかしようとして出会った本です。
家づくりのバイブル 女性建築技術者の会著
女性建築技術者の会という女性建築士の団体が発行した本です。
家づくりで悩む施主が設計事務所を訪れて相談する…というショートストーリー形式でまとめられているので、読みやすく素人でも理解しやすいです。
最新型もいずれは古くなる、便利すぎる機能は本当に必要か?など、この本を読んで家づくりに対する考えがガラッと変わりました。
(ちょっと時代を感じる装丁や内容で昔の本かと思ってたら、2007年発行でした)
建てる前に読む 家づくりの基礎知識
表紙だけ見るとあまりそそられない見かけなのですが、非常に濃い内容でお勧めです。
良書なのに、タイトルと外見で大分損をしていると思います(^^;
素人には難しい内容もありますが、イラストと優しい言葉を選んでいるので理解しやすいです。
(個人的には、苦手な断熱や気密についての解説がとても分かりやすかったです)
特に良かったのが、第2章の講師は建築家の伊礼智氏が務めておられて、建築家のこだわりがその理由と共に解説されています。
ただ、最低限の知識がないと厳しいかも…?家づくり本を1冊読んだ後に読むことをお勧めします。
建てる前に読む 家づくりの基礎知識|日経アーキテクチュア|Amazon
読んで納得
以前ブログで「Kさんがなぜこんな細かいところにこだわるのかが、良くわからない」と書いたことがあります。
「建てる前に読む…」を読んで、初めて建築家がむやみやたらに拘ってる訳じゃないという事が分かりました(^^;
使いやすさ・美しさ・設計上の都合など、ちゃんとした理由があるんですね。
見返してみると建築家の著書が多いですが、私の好みがもともと建築家よりだったのかな?と改めて思いました。