今回の台湾旅行と20年前に旅行した時で、大きく変わっていたのがトイレ事情でした。
台湾のトイレ事情
20年前の台湾旅行のガイドブックには「トイレットペーパーは流さず、ゴミ箱に捨ててください」という注意書きが必ずありました。
当時の台湾は台北市内でも下水設備が整っていなかったため、水洗トイレに紙は流さないルールだったのです。
今のガイドブックにはその記述が無く「どうしたらいいんだろう…」と悩んでおりました(^^;
ご安心ください、現在の台北市内ではほとんどのトイレでペーパーが流せます!
ただし、全てのトイレが流せるわけではないのでご注意を。
トイレットペーパーが流せるトイレ・流せないトイレ
空港や台北101や故宮博物院などの有名な観光施設や街中の比較的新しい建物は、トイレットペーパーをトイレに流してOKでした。
(私たちが宿泊したシーザーメトロ台北ホテルも勿論OK)
今回旅行した中で、トイレットペーパーを流せなかったトイレは、九份の駐車場の公衆トイレと古い建物をリノベーションした台湾カフェの2カ所だけでした。
(どちらのトイレも、個室内に大きめのゴミ箱が置かれていて、ペーパーは流さないよう注意書きが貼られていたので、すぐに分かりました)
今はトイレットペーパーを流せないトイレの方が少数派になっているようで、トイレに注意書きがあった場合に流さないようにすれば問題ないと思います。
現地の人も迷ってる?
台北市民でもまだ認知されていないのか、MRTの駅にはこんなポスターが張られていました。
「衛生紙=可」と書かれているのが、おそらく「トイレットペーパー=OK」ということ。
というか、トイレットペーパー以外は流さずゴミ箱に捨ててね!という事でしょうww
台湾の公共マナーとルール
台湾で、旅行者が特に気をつけたい事を書いておきますね。
公共の場所では飲食禁止
台湾では、地下鉄の駅や車内・ホテルのロビーなど、公共の場所での飲食が禁止されています。
うっかり夫がMRT車内でペットボトルのお茶を飲んでしまい、そばに座っていた女性から「No Drink!」と注意されてしまいました(私が)
飴をなめたりガムを噛むのも対象になるので、注意してくださいね('◇')ゞ
飲食禁止が徹底されている+駅には清掃員の人も多く、車内もホームも日本よりも清潔でした。。。
この点は日本も台湾を見習うべきかもしれませんね(^^;
公共の場所の飲食禁止が徹底されている代わりに、コンビニに広めのイートイン席があったり、屋台や夜市は食べ歩きOKだったりします。
場所さえ気を付ければ、必要以上に神経質になることも無さそうというのが実感です(*'ω'*)
高齢者に親切な人が多い
台湾のMRT(地下鉄)に乗っていて、ビックリしたのが高齢者に親切な人が多いということ。
台湾では、75才の母に席を譲ってくれる人がとても多かったのです。
台湾では優先座席を『博愛座』と表記しているのですが、母が立っているのが博愛座付近でなくても、わざわざ座るように呼びに来てくれた人もいました。
些細な事だけど、日常生活でも高齢者を温かく見守っている台湾の人を日本人は見習うべきですね。
まだまだ元気だと思っていた自分の母親が、外国で”お年寄り”として大事にされることに驚きましたが、75才といえば立派な後期高齢者ですもんね(^^;
お陰で「他所の人から見ると母親は、すっかり”お婆さん”なんだなぁ」としみじみ実感することができました。。。
親の年齢を冷静に客観視することができたという意味では、とても有意義な旅行となりました( ̄▽ ̄)
外国だからこそ、分かった真実かもww