タイトルに惹かれて図書館で借りましたww
ある日うっかりPTA 杉江松恋著
フリーライターの杉江氏が体験したPTA会長職のルポルタージュです。
読んでみてビックリしたのが、杉江氏の小学校のPTA役員の仕事量と拘束時間の長さといったら!!(うちのPTA会長もかなりの働き者ですが、杉江氏の小学校ではうちの数倍働かされていると思います。)
4月・5月はほぼ毎日複数の役員が学校で何らかの作業をしてるなんて、これじゃまともな会社勤めの人は絶対に務められません(*_*;
PTA会長は代々自営業者が務めるもの…という一昔前の常識が通用しなくなった今でも、こんな膨大な業務をこなさないといけないPTA役員という仕事って一体何なんでしょう。
会長を務めた3年間は、順調な事ばかりではなく役員間の人間関係トラブルに巻き込まれた事なども正直に書かれています。
役員たちからのメールや電話が鳴りやまない…なんて考えただけでも恐ろしい。。。
この本を読んでも、PTAの印象が良くなるとは思いません(;^ω^)
どちらかというと、杉江氏みたいにうっかり手なんて上げたら、こんな面倒な事に巻き込まれて、生活や仕事まで差し支えるんだ…と思う人の方が多いかもしれません。
「これだからPTAは…」と思われがちですが、それでも学校や子供たちのために何かを犠牲にしながら頑張っている人たちがいることを忘れないでいてほしいと思うのです( ;∀;)