ちょっと曲がった家

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卒園10年目にようやく解けた娘の謎

昨日の夕食のとき、娘の幼稚園の話題になりました。

娘の通っていたのはカトリック系の幼稚園で、当時はまだ珍しかったモンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園でした。

幼稚園のイラスト

私が娘の幼稚園と一般的な幼稚園の違いについて話していると、娘が「あぁ、やっと幼稚園の謎が解けたわ~」と、腑に落ちたように言いました。。。

モンテッソーリ教育の特色

モンテッソーリは、独自の教具を使う事が有名かもしれませんが、普通の幼稚園との大きな違いは「お絵描きの時間」や「お歌の時間」といった全員が同じ事をする時間がとても少ないことです。

園では、子供たちがそれぞれ好きなことをやる(お仕事と呼ぶ場合もあり)のが基本で、お昼ご飯や外遊びの時間以外は時間割が決まっていないようでした。

もちろん、運動会の練習などは園児全員でとりくみますが、普段の生活は基本的に放任主義でした。

なので見学に行くと、机で絵を描く子や編み物をする子、廊下で教具の数かぞえをしている子など、子供たちがてんでばらばらに遊んでいて、とても楽しかったです^^

あと、モンテッソーリの園が全て実践しているのかは分かりませんが、クラスが縦割り(年少・年中・年長がごちゃまぜのクラス)なのも大きな違いでした。

年少の頃は、年上の子たちをお手本にしながら、一緒に遊んだり時にはお世話されて過ごし、年長になれば『先生のアシスタント』として、小さな子たちのお世話係をする仕組みになっていました。
(娘によると、年長さんは結構忙しかったらしいww)

とくに強制ではなかったようですが、下の子のお世話をするのが当たり前だったので、自然と面倒見が良くなり、男の子もとても優しい子が多かったように思います。

(その反面、他人と競争する体験が少ないため、色んな子が集まる小学校では少し苦労することがあるようですww)

 

こういった事から、娘が小学校や中学校の友達と幼稚園時代の話をするたびにちょっとした違和感やズレを感じていたのだそう。

まぁ、訳も分からず一般的な幼稚園とは全然違うシステムに放り込まれてたんですから、それも当然かもしれませんね(;^ω^)

 

私自身、モンテッソーリがどういう教育なのか分かってなかったのですが、一人っ子の娘には良い経験になるはずと思って選びました。

そのお陰なのか、娘は友達から「全然一人っ子っぽくない」と言われるそうなので、あながち私の狙いは外れてなかったのかも。。。

子供の性格によって合うあわないがあるので、一概にモンテッソーリが良いとは断言できませんが、うちの娘には良かったように思います^^

自分の当たり前が、友達と同じとは限らないってわかった( ̄▽ ̄)」と、スッキリした表情で話してました。

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