設計士さんから「2階にトイレを付けないなら、手洗いが必要でしょう」と提案があり、2階の階段ホールにシンプルな手洗い付きカウンターを造作することになりました。
手洗いカウンターのサイズ
手洗いカウンターを設置するのは、ベランダの腰高窓の下にあるスペース(横幅1.8m 奥行き60cm程度)を考えてます。
階段の正面にあたるので、市販の洗面台ではなくデザインの良いものを置きたいと設計士さんに言われました。。。
ファーストプラン:理科室のイメージ
TOTOの実験用シンク(SK7)を壁付けにして、残りのスペースに棚(横幅約1m)を設置する案です。
最初はもう一回り大きいシンク(SK6)にする予定でしたが、そこまで大きくなくても良いかな?と思って、サイズダウンしました。
ちなみにSK7のサイズは(横幅610mm×奥行472mm×高さ152mm)、SK6は(横幅760mm×奥行472mm×高さ165mm)です。
レトロな壁付け水栓
水栓は、ぷっくりしたハンドルがレトロで可愛いカクダイの壁付け自在水栓(7060F-13)を選択♪
可愛いのに安い!
実験用シンク+真っ白なタイル張りで「学校の理科室のイメージ」でこのプランを提案したのですが、もうちょっとシンクの気配を消せるようなデザインの方がしっくりくるような気がしてきました。。。
セカンドプラン:木製カウンターがメイン
ファーストプランがあまりピンと来ず、全く別のプランを考えてみました。
シンプルな棚と、はめ込み式の洗面器とちょっと変わった形の水栓の案です。
洗面器は、楕円が美しい白ほたる
洗面器は、オシャレな造作洗面台でよく使われている信楽焼『白ほたる』の中型をセレクト。
少しマットな釉薬がかかった温かみのある洗面器です^^
ステンレス製水栓KOLM
水栓は、シンガポールのメーカー KOLM(コルム)社のキッチン用水栓(SSK2504KM)です。
KOLMという名前は今まで聞いたことが無かったのですが、ここの水栓はステンレス製で、一般的な水栓(真鍮合金にクロムメッキ)より耐久性が高いそう。
カウンターに水垂れしにくい、ハンドルレバーが洗面器の上にくるデザインが気に入り、これを選びました。
同じシリーズで洗面用もあるのですが、図面を見て白ほたるの縁に高さが足りないように思ったので、大きいキッチン用にしました。
(コルムの洗面用水栓は、トイレの手洗いに採用しました)
上の写真は、ネットで探してきた施工例
洗面器が違うけど雰囲気は似た感じになると思います^^
上品で優しげな白ほたると、スマートだけどステンレスの質感がハードなコルムの水栓、なかなか良い組み合わせになるんじゃないかなと思っています(*'ω'*)
あとがき
セカンドプランを採用しました。
コルムの水栓は形はバッチリなのですが、水道管が細いせいか一般的な水栓より水量が少ないため、バケツに水を溜めたり雑巾などを洗うには物足りない感じです(^^;
広めのカウンターは、洗濯物を畳むのに最適で毎日大活躍していますww
実際の造作手洗いはこちらからご覧ください↓