ちょっと曲がった家

おもに家と庭についてのブログです。。。

糸と糊で綴じるファイリング・和綴じ

学校事務のお手伝いのバイトをしているのですが、今時珍しい和綴じ(糸で綴じる昔ながらの製本技術)で書類をファイリングする作業があったので、手順を記録しておきます。。。

和綴じ(四ツ目綴じ)の手順

この説明は表紙と背表紙を付けていますが、綴じ糸が見えてもいいなら背表紙は省いてくださいね(*'ω'*)

用意するもの:穴あけパンチ、タコ糸、刺繍針、強力な糊

1.穴を開ける

穴あけパンチを使って、綴じる書類・表紙・背表紙・裏表紙に穴を開けましょう。

大型の穴あけ機がない場合は、小さな束に分けて穴を開けるとキレイに開けられます。

和綴じの手順イラスト 穴を開ける

上のイラストのように、均等になるよう4か所に穴を開けます。

まず穴あけパンチの中心線を紙の中心に合わせて2か所、その後穴あけパンチの中心線に用紙の端を合わせて左右1か所ずつ開けると、大体均等に4か所開けることができます。

順番は、背表紙(裏面)・表紙・書類・裏表紙となるように重ねてください。
(↑のイラストは、裏表紙を忘れてしまいました)

2.右から2つ目の穴に糸を通す

最初に糸を通す穴は、右から2つ目です。

和綴じの手順イラスト 糸を通す

針(刺繍針など太めの針)を通したタコ糸(1mくらい)を、矢印の穴に上から通します。

3.輪を作る

糸が輪になるよう、同じ穴に通します。

和綴じの手順イラスト 輪を作る

下から出てきた糸を、再び同じ穴の上から通します。

全て通した後にギュッと締めるので、糸にはゆとりを持たせておいてください。

4.隣の穴へ移動

続けて左から2つ目の穴を綴じます。

和綴じの手順イラスト 隣の穴へ移動

下から上に向かって糸を通します。

5.輪を作る

左から2つ目の穴で輪を作ります。

和綴じの手順イラスト

上から出てきた糸を、再び同じ穴の下から通して輪を作ります。

6.隣の穴へ移動し輪を作る

左端の穴へ移動し、同じ手順で輪を作ります。

和綴じの手順イラスト

上から下へ糸を通し

和綴じの手順イラスト

下から出てきた糸を、再び同じ穴の上から通して輪を作ります。

7.紙の左側面で輪を作る

角を補強するため、左端に輪を作ります。

和綴じの手順イラスト

6で下から出てきた糸を紙の側面にかけ、再び左端の穴へ上から糸を通します。

8.右側方向へ縫っていく

左端の穴の下から出てきた糸を2番目の穴へ通し、並縫いのようにしながら右端の穴まで移動します。

和綴じの手順イラスト

左から2つ目の穴は、下から上へ

和綴じの手順イラスト

右から2つ目の穴は、上から下へ

和綴じの手順イラスト

右端の穴は、下から上へ糸を通します。

9.右端の穴で輪を作る

和綴じの手順イラスト

右端の穴で輪を作ります。

10.紙の右側面で輪を作る

角を補強するため、右端に輪を作ります。

和綴じの手順イラスト

上から出てきた糸を紙の側面にかけ、再び右端の穴へ下から糸を通します。

11.糸を締めて結ぶ

全ての穴に糸が通ったら、糸を強く締めあげます。

和綴じの手順イラスト

緩んでいる糸をきっちりと締め、残している糸端と結びます。

あまり強く締めすぎると紙が破けてしまうので、力加減に注意しましょうww

12.背表紙を折り返して糊付け

ここは背表紙をつける場合のみ行う作業です。

和綴じの手順イラスト

1番上にある背表紙を折り返し、綴じ糸を隠すように包みます。

和綴じの手順イラスト

適当な長さで背表紙を切り、端は折り返します。

表面と裏面の糸の部分に糊を付けて、背表紙を付ければ完成(*'ω'*)

和綴じは意外と簡単

見た時「どうなってんの???」とパニックになりかけましたが、意外と簡単にできました^^

市販のファイルとは違って、書類の厚みに制限がないのと、糸と紙だけなので丸ごと捨てられるのが便利!

ふつう書類のファイリングというと、青い事務用ファイルを使うのが一般的ですが、学校はいまだに糸で書類を綴じる場合があるのだそうです。

一般の企業は頑張ってペーパーレス化しているのに、学校関係はまだまだ紙ベースなんですね(;^ω^)