斉藤さんが言う『ものぐさガーデニング』とは、最近聞くようになった『レイジーガーデナー』と同義語でしょう。
ガーデニングしたいけど面倒はイヤ…という、ものぐさな人向けに書かれた本です。
ものぐさガーデニングのススメ 斉藤吉一著
タイトルからして興味をそそられる本ですww
造園業を営む著者が、庭は作ってみたけど手間がかかって困っている人が多いのを受けて書いた本だそうです。
- 最初から完成形を目指さない
- 土の面積はできるだけ小さく(芝生なんてもっての外!)
- 一日の中でどれだけ庭に時間をさけるのか考える
など、庭づくり初心者が犯しやすい失敗をふまえ「どうしたら無理なく庭と付き合っていけるか?」というコツを教えてくれます。
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ものぐさ庭づくり はじめの一歩 斉藤吉一著
上の本の続編で、ガーデニング経験が無い人向けの本です(^^;
いつも綺麗に庭を維持している庭主のなかでも、庭仕事が楽しくてしょうがない人よりも仕方なく世話を続けている人の方が圧倒的に多いという事実に驚かされます。
私のように庭を持ったことがない人が、庭づくりで気を付けた方が良い事が書かれています。
特に参考になったのが、木の配置は室内からどう見えるかも考えるという事。
庭にいる時間よりもリビングから外を見る時間の方が長いのに、つい外からどう見えるかだけを考えて庭を設計しがちになるという指摘はさすがだと思いました。
ものぐさ庭づくりはじめの一歩―何も始められないあなたが最初に開く本 | 斉藤 吉一, 善養寺 ススム | 本-通販 | Amazon.co.jp
ガーデニングは継続が難しい?
そういえば、家が建って何年も経ってるのに周囲の土がむき出しだったり、枯れた植木鉢を玄関脇にずっと放置してるお家なんて、そこらじゅうにありますよね。。。
そういうお家を見て「うちはそうならないようにしよう」と思ったりしますが、そうならない保証はどこにもありません(^^;
この本でも、最初に意気込んで庭を完成させる人ほど失速してダメにする…という指摘があるので、住んでから少しずつ手を付けて行こうかなと思っていますww