エッセイを読むのに時間がかかり、1冊残して残りを返しました(^^;
2022年2月4週目に借りた本
本当は先週の木曜に借りたんだけど、書くのが遅くて4週目になってしまいました。。。
今回は6冊
- 家族、辞めてもいいですか? 魚田コットン
- あなたの人生、片づけます 垣谷美雨
- ママはパパがこわいの? ゆむい
- おとぎのかけら 千早茜
- 母親からの小包はなぜこんなにダサいのか 原田ひ香
- +60からのHappyおしゃれBOOK 地曳いく子×槇村さとる
『+60からのHappyおしゃれBOOK』は、前作『アラカン・サバイバルBOOK』の続編です。
原田ひ香さんの小説は何冊か読んでいて、新刊を見つけたので借りてみました^^
読後の感想
ママはパパがこわいの?
何かにつけ妻を軽んじる夫に、モヤモヤしながらも服従してしまう妻のお話。
妻の仕事復帰をきっかけに一波乱ありますが、最後は元のさやに納まります。
希望を感じるラストだけど、夫婦間の問題は簡単に一件落着という訳ではないのがリアルかもしれません。
ゆむいさんの漫画は、何冊か読んでるけど、いつも考えさせられます。
家族、辞めてもいいですか?
作者の魚田さんは、幼いころから母親の言葉による精神的虐待とネグレクトを受けてきました。
一番悪いのは母親ですが、周囲の大人(父親・祖母・叔母)も無関心なのが辛いです。
読み進めて、母の再婚相手による性的虐待の事実にも衝撃を受けました。
母親たちは罪を償うこともなく(意識すらせず)、結婚して家を出た魚田さんを今でも侮辱する様子には怒りすら感じます。
唯一の救いは、魚田さんが温かい家庭を作れたこと。
いくら毒親でも、簡単には縁を切れないのが現実なんでしょうか。
同じ毒親でも、こちらは過干渉のタイプです↓
+60からのHappyおしゃれBOOK
親友同士によるお洒落についてのおしゃべりが楽しい本です。
お二方とも還暦を越えておられるんですね(;'∀')
こんなカッコいい60代になりたいな~って、素直に思えます。
おとぎのかけら
第1章のヘンゼルとグレーテルが下敷きの『迷子のきまり』は、ゾクゾクして読むのを止められないほどの吸引力でした(;^ω^)
千早茜さんの本はエッセイ2冊読んだけれど、小説の方が断然面白かった。。。
この人は、人間の暗いねちっこい嫌なところを書かせたら、本当に上手いと思います。
あなたの人生、片づけます
片付け屋 大庭十萬里が、家の片付けを通して依頼者の人生を片付けるお話。
家が荒れているのは、住んでいる人の生活や心が荒れているから、生き方を立て直せば家が片付く…というのは、その通りだと思いますが、とんとん拍子で上手くいくのは小説だからなぁ(^^;
母親からの小包はなぜこんなにダサいのか
原田ひ香さんが描く、母娘のやりとりがリアルでいいです。
母親から届く小包には、嬉しい物ばかりではなく「なにこれ?」な物も一緒に収められているのは、母親の思いやりなんですね(;^ω^)
娘はまだ中学生ですが、もし一人暮らしを始めたら、きっと私もダサい小包を送るんでしょうww