ちょっと曲がった家

おもに家と庭についてのブログです。。。

マンガ:メダリスト

久しぶりに「これはハマりそう♪」という漫画に出会ったので、紹介します(*'ω'*)

メダリスト つるまいかだ

メダリスト つるまいかだ著

小学生と新米コーチが、フィギュアスケートの五輪出場を目指すお話です。

よくあるアスリート育成のお話かと思いきや、主人公である小学生 いのりとコーチのはどちらも大きな挫折感を抱えていて、ふたりの繊細な感情がとても丁寧に描かれています。

名作『ガラスの仮面』の初期の北島マヤを彷彿とさせる、スケート以外は全くダメな小学生いのりがとにかく可愛い♪

自分に自信がなくて、親の顔色をうかがっていたいのりが、と出会って正式にスケートをすることを認めてもらい、どんどん表情が明るくなっていくのが嬉しい^^

好きなスケートを諦めざるを得なかったが、いのりを育てていくことを通して、新しいスケートとの向き合い方を見つけていく様子もなんだかホッとします。。。

話が進むにつれ、競技としてのフィギュアスケートシビアな面(勝つために技の点数を細かく計算をしてプログラムを作る)を知ったり、新しいライバルとの出会いもワクワクさせてくれます。

なんといっても画の美しさ、とくにスケートを滑っている時の疾走感や技の描写が素晴らしいです。

また、フィギュアスケートの細かなテクニックの説明もさりげなく話の中で出てくるので、素人にも理解しやすいのが嬉しいですね(*'ω'*)

まだ巻数が少ないので、この漫画とはかなり長い付き合いになりそうww

メダリスト(1) (アフタヌーンKC) | つるまいかだ |本 | 通販 | Amazon

日本はフィギュアスケート大国って聞いたことがあるけど、これは英才教育の賜物なんだなぁという事がよくわかりました。

フィギュアスケートは、他のスポーツよりもお金がかかる事も知っていたけれど、実際に選手と家族はものすごい経済的負担に耐えているんだなぁという事を実感しました。

そしてのように、あと一歩で届かなかった選手も山のようにいることも。。。

これはフィギュアスケートに限らず、どの競技も似たような構造だと思うけれど、日本代表の選手は数多の屍を越えて立っている人たちなのだという事実を改めて認識しました。