住んでから「これは失敗だった!」と後悔したことに、照明の光の色の選択があります。
イメージで選んだ電球色照明は大失敗
我が家の照明は「夜に窓から漏れる光がオレンジの方が温かそう」というイメージだけで照明を電球色でまとめたのですが、これは大失敗でした(>_<)
特に私のような専業主婦で一日中家に居る生活パターンには、電球色照明中心のプランは合わなかったみたいです。。。
我が家の照明については「我が家の照明プラン(決定版)」をご覧ください。
なぜか朝から気が滅入る
外構が完成するまで人目が気になって、日中も居間のカーテンを閉めっ放しにしていました。
でも、一日中閉め切った部屋でオレンジの光で照らされると、気持ちが落ち着くのを通り越して、気分が滅入るようになってきたのです( ;∀;)
照明計画時に「LEDより蛍光灯の方が好き*1なのかも…」と感じていたので、やはりLEDは私には合わないのかな?と思ったのですが、夜は全く違和感を感じないので、朝限定の違和感でした。
気分の落ち込みは照明の影響?
ある朝、掃除のために子供部屋の照明(昼白色LEDのペンダント)を点けた瞬間に気持ちがすごくホッとするのを感じ、私の欝々とした気分は光に影響を受けている事に気付きました。
朝に白い光を浴びると改善
午前中はカーテンを閉め切った居間で過ごすのを出来るだけ避け、居間よりも明るいキッチンや2階の家事室で、明るい光を十分に浴びるようにすると、段々と気分が落ち込む事がなくなりました。
1か月にも満たない期間でしたが、朝から気分が落ち込み何とも言えないダルさを感じながらひとりで家で過ごすのは、本当に辛かったです。
気分の落ち込む原因が照明だと分かって対策をしたら、スッキリ回復できました(*'ω'*)
TV番組などで光が人体に影響を与えるのは常識のように伝えられてますが、本当にその通りでしたw(°o°;)w
朝の時間帯でも夕焼け色の電球色で照らされると、せっかく目覚めた体がお休みモードに切り替わってしまうんでしょう。
今思うと、体にすごい負担をかけてたのかもしれません(汗)
こんなに違う光の色
私の目で感じるLEDの光(電球色・温白色・昼光色)3種類の色合いを表現してみたのが、下の図です。
(メーカー毎で多少の違いや色彩感覚は個人差がありますので、ご了承ください)
- 電球色(DAIKOのLEDダウンライト):キッチンを除く家中のダウンライトに使用
- 温白色(DAIKOのLEDダウンライト):キッチンに使用
- 昼白色(東芝のLED電球):子供部屋ペンダントに使用
最終的には個人的な好みになると思うのですが、時間を問わずに使うのなら、ダウンライトは全て温白色で統一がベストだったと思います。
プロはあくまで見た目だけ
インテリアコーディネーターや照明メーカーの営業は「光の色は同じ室内では統一した方がカッコいい!」と勧めるようですが、それは外側から見ただけのハナシで、その光の下で暮らす人にとって何がベストかまでは考えていないのが現状のようです。
照明こそ本物をチェック
残念なことに、照明メーカーの体感型ショールームは大きな都市しかなく、カタログで選ぶ施主も多いと思います。
残念ながら、照明の失敗は住んでみないと分からない状態ですが、ルーメン数やデザインだけでなく、住む人の生活スタイルに合っているか?で選ぶ方が失敗や後悔はしにくいと思います。
もし可能であれば、長時間過ごす部屋は調光式の照明にしておくのも良い方法かもしれません。
照明えらびを失敗した我が家がとった対策
こんな失敗&後悔しまくりの我が家、少しでも住み心地を良くするために居間のペンダントの電球を全部取り替えました(;^ω^)
我が家の居間の照明は、ダイコーのペンダント(LZP-91197YW)です。
LED電球を三つと、真ん中にLEDダイクロハロゲン電球1つが使われています。
- 交換前(入居時)の組合せ
LED電球(電球色 40W形)×3つ
LEDダイクロハロゲン電球(電球色 200ルーメン) - 交換後の組合せ
パルックボール電球型蛍光灯(昼白色 100W形)×3つ
LEDダイクロハロゲン電球(昼白色 145ルーメン)
電気工事が必要なダウンライトは替えられませんが、将来交換するときは電球色ではなく温白色に替えるつもりです。
2016年に照明に不満を感じてから、全て交換し終えるのに2年もかかってしまいましたが、現在は快適に過ごせています。。。
照明に問題があっても、長時間過ごすうちに慣れてしまうし、交換はお金がかかるので、なかなか交換しようと思わないかもしれません。
でも、体や心に不調があるのであれば、いちど照明の色も疑ってみて、何らかの対策をすることをオススメしたいです(*'ω'*)
部屋別に考えたい照明の色
もし我が家の照明計画をやり直せるなら、部屋別に選びたい照明の色と理由をまとめておきますね。
我が家の失敗を糧に、ぜひ参考にしてほしいと思います( ;∀;)
キッチン
ダウンライト・ペンダントライトに関係なく温白色がおすすめ
理由は、温白色が一番自然光に近いから。(若干黄色っぽいんですけどね)
キッチンに電球色を使うと料理や食材の色を変えてしまうので、絶対にやめた方が良いです(;^ω^)
ダイニング/リビング
子供が勉強をする可能性が少しでもあるのなら、調光できる照明か温白色がおすすめ
晩酌の時だけ電球色を許可します(誰に?)
寝室
寝るだけ…なら電球色でもいいのですが、寝室で本を読んだり寝室にドレッサーを置いてお化粧したりするのであれば、温白色が無難です。
子供部屋
子供部屋は明るめの昼白色一択で( ̄▽ ̄)
洗面所
洗面台でお化粧する派でしたら、やはり温白色がおすすめです。
トイレ/お風呂/階段/廊下/玄関
電球色で許せる場所はここくらいですね。。。
多少色味が変でも長時間過ごさないからOKということでしょうか。
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*1:LED照明が普及した初期、スーパーやコンビニなど必要以上に明るくしているお店に入ると、貧血のような症状が出ることがあったので、LEDの光は体質に合わないようだと思っていました。