以前、建具に和紙を使いたいという記事(↓)を書きましたが、その和紙を作る工房に見学に行ってきました。。。
和紙工房りくう
和紙作家の佐藤友佳里さんが立ち上げた工房『りくう』は、愛媛県西予市宇和町にあります。
『元モデルの美人が開いた和紙工房』と聞いて、人里離れた山の中で和紙を漉く仙女のような神秘的なイメージを勝手に抱いてましたが、行ってみると良い意味で普通の素敵な女性でした(^^;
工房の建物は、元々佐藤さんの祖父母の家だったそうで、住み手が居なくなった為、出身である内子町から移り住んだとの事でした。
近くに名水・観音水が豊富に湧いているのも和紙作りに最適だったのだそうです。
工房の中も見学させていただきました♪
和紙だけでなく、毬みたいな立体の造形作品もありました(*'ω'*)
結構、一般の人が和紙を求めて工房に来られるそうです。
なので、突然電話をかけて押しかけた私たちですが、それ程珍しい事でもなかったようでしたww
おしゃべりする中で、佐藤さんは「こんどロンドンに売り込みに行こうと思ってて^^」とスゴイ事をサラッと話されてましたw(°o°;)w
四国の小さな町から世界に飛び出そうとする姿勢がとてもしなやかで、まるで坂本龍馬みたいな人だなぁと思いました。。。
この日はいくつかの和紙を見せていただき、気に入ったもののサンプルを頂いて帰りました(*'ω'*)
銘水観音水
この後、佐藤さんにオススメいただいた名水『観音水』が湧き出る場所に寄ってみました。
観音水は、日本の名水百選にも選ばれたのだそうです。
水汲み場は、タンクやペットボトルに水を汲みに来た大勢の人で賑わってました。
飲んでみると、すごくまろやかで美味しかったです。
実は前日から胃腸の調子が悪く、冷たい水を飲んだらまたお腹が痛くなるかも…と思ってたのですが、この水は全く胃腸に響かず、飲む傍からすーっと体に入っていく感じがしました。。。
この地域の水道水はこの観音水を水源にしているそうで、家の蛇口から銘水が飲めるのだそうですよ。羨ましい…(*'ω'*)
今の時期は、お茶屋さんで流しそうめんもしているそうで沢山のお客さんが来ていました。
私たちはすでにお昼ごはんを済ませてたので、残念ながら食べられませんでした(>_<)
銘水を使った流しそうめんは、毎年人気のイベントなのだそうです(*'ω'*)
参考サイト>>>観音水そうめん流し|愛媛のイベントを探す|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】
旅の続き>>>2015年夏の高知旅行:宝泉坊ロッジ~四国カルストへ(龍馬脱藩の地経由)
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佐藤さんは、その翌年1月にロンドンで展示会を成功させ、その後も様々なプロジェクトで活躍されています(*'ω'*)
道後温泉 飛鳥乃湯泉のロビーでも、りくうの和紙が使われていました↓
出来上がったりくうの和紙を使った建具は、こちらでご覧いただけます↓