造作洗面台の計画当初、設計士・Kさんの提案からボウルと一体になったカウンターで造作することを考えていました。
検討したのは、TOTOのカウンターとシステムJシリーズ。
一体成型のカウンター
TOTOのカウンターカタログを見てもしっくり来るのがありませんでした。
それもそのはず、TOTOのカウンターカタログに載っているのは、手洗いカウンターなので、洗面に使うにはサイズが小さいものが多いのです。
幅50cm以上で洗面器が置ける底がフラットなボウルが良かったので、結局全部却下。
Kさんからはアンダーカウンター式の陶器ボウルを強く勧められましたが、アンダーカウンター式は良い印象が無いのでやめました。
アンダーカウンター式が嫌なわけ
よくショッピングセンターやサービスエリアのトイレにアンダーカウンター式の手洗いが使われているのですが、カウンターのつなぎ目や裏側の汚れがひどいものが多いように感じます(>_<)
カウンターから垂れた水が洗面ボウルとのつなぎ目に溜まりやすいからじゃないか…と。
カウンター裏まで拭けばいいのですが、毎日そこまでマメに掃除できないと思い、不採用にしました。
TOTOシステムJシリーズ
あまりに条件に合うのが無くて、一度思い切って陶器ボウルのこだわりを捨てようと思い、システムJシリーズのMS03を検討してみました。
ショールームで確認してみたら…
ショールームの展示品は、なぜか小さいキズだらけΣ( ̄口 ̄;
「展示品だからかな…?」とじっくり見直したんですが、磨きすぎなのか、たまたま展示品がオニックスベージュという素材だったせいなのか、ボウルのふちは細かいキズでツヤは全くありませんでした。。。
空拭き程度でこんなにキズが付くんだったら、使い始めたら即キズだらけになりそうって思ってしまいました(;^ω^)
陶器ボウルに決定
TOTOの製品はデザインも優れてるし、人造大理石が好きな人は問題ないレベルなんだと思うんですけど結局採用は断念しました。
どんなに汚れていてもクレンザーで磨けばツルツルになる陶器が好きな私は、結局陶器ボウル+カウンターを選ぶことにしました。
造作洗面台になりました↓
あとがき
TOTO システムJシリーズは、生産終了となりました。
新たにエスクア・ドレーナというセミオーダー方式の洗面台が発売されているようです。
自分の好みにカスタマイズした洗面台を、メーカー保証付きで作られるのは羨ましいです^^<2019年4月>