以前、ミニマリストに共感できないという記事を書いた勢いで「流行りの”しない家事”にもモノ申したい 云々」と書いたあと、自分なりに『しない家事』を調べなおしていました。
この本のタイトルは、そのものズバリの『しない家事』
さてはこの本の著者が『しない家事』教祖かと思い、読んでみたのですが…(;^ω^)
しない家事 マキ著
著者が以前はてなで書いていたブロガーさんだという事は知っていました。
しないと言いながら、めっちゃ家事やってるやん( `ー´)ノというのが第一印象ww
フルタイムで働く主婦でも、家事を効率化すればこんなに素敵に暮らせています!という一種のカリスマ主婦本なのかな。
作り置き料理・私服の制服化・スッキリした住居・季節感を大切にする丁寧な暮らし…といった『素敵な暮らし』の見本市みたいな本でした。
著者の素敵な暮らしぶりについて、他人の私が文句をつける必要は無いんでしょうが、ちょっと出来すぎ感が臭うんですよね(;^ω^)
この本を読んで「どこを大事にして暮らすか」は人によって違う という事がよく分かりました(;^ω^)
手作りめんつゆの美味しさを語る著者とは逆に、私はめんつゆは迷わず市販品。
朝食で娘や夫に見切り品の菓子パンを出す事が多いし、フルーツなんて添えません。
作り置き料理は管理が面倒なので作りません。(あ、カレーやシチューは別だけど)
ニンニクとショウガはチューブ愛用だし、味噌汁に葱は基本入れません。
わざわざ写真に撮ってネットで公開するような見栄えの良いご飯も作れないし、栄養バランスも色どりも適当。
八宝菜はパーポー愛用wwだし、酢豚は中華名菜で決まり!
こんな私ですが、洗濯物は畳んで引出しに入れたい派です( ̄▽ ̄)
手抜き家事と丁寧な暮らしは両立するのか
手抜き家事って、どこからが手抜き家事なのか。
味噌汁に顆粒だしを使うこと?それともレトルト味噌汁?
洗濯物を畳まず床に放置?
洗面台がドロドロ?
スーパーのお惣菜やほか弁のご飯?インスタントラーメンやレトルトカレーは?
デパ地下のお惣菜は手抜きにカウント?
では、丁寧な暮らしと普通の家事の境界線は?
毎年漬ける梅シロップと買った梅干し?
旬の食材と冷凍野菜?
あ!手作り餃子と冷凍餃子!!
なんだかよく分からなくなってきましたが、結局家事の塩梅はその家族ごとに違うということ。
毎朝焼き立てパンが食べたい家庭もあれば、うちのように見切り品のパンでもOKな家庭もある。
よその家庭の暮らしぶりは、参考程度に眺めとくのが無難ですね(;^ω^)