「トヨタ式」というキーワードが気になって、借りてみました。。。
トヨタ式 家事シェア 香村薫著
『トヨタ式』と書いてるので、トヨタの社員が書いた本かと思ってたら、グループ会社で働いていた…という事でした。
読んでみて、トヨタが取り入れている効率化合理化のノウハウは確かに家事にも応用できそうな気にはなりましたが、、、
うーん…この人が言ってる『家事シェア』は結局は機械に丸投げしてるだけなんじゃないかな(^^;
掃除や料理の時短=ロボット掃除機や調理機能付き家電を導入なんて、共働きなら誰でも考えてる事でしょう。
洗濯で干す・畳む・仕舞うの手間をなくすために、昼間と夜2回洗濯乾燥機を回して、翌朝取り出した服をそのまま着る…と本に書かれてますが、
それって単に畳んで仕舞うのが面倒で、洗濯機に服のお守りさせてるだけじゃない?
そもそも1日に2回も洗濯乾燥機を回して、電気代は本当に気にならないのか??
手間や時間をほんの少し節約するためでも、設備投資を惜しまないってのがトヨタ式なのかと思ってしまうわ(;^ω^)
家事シェアとタイトルが付けられてるわりに、著者のご主人がどれくらい家事を負担してるのか?については全く触れられていません。。。
著者紹介によれば、ご主人はトヨタのグループ会社の管理職だとのことですが、激務のサラリーマンが平日どれくらい家事をしてるのかが興味あったのに、全く記載なし(-_-;)
働いている働いていないにかかわらず多くの主婦が、夫にも家事をしてほしいと考えていると思います。
ただ、物理的に家に存在しない夫にどうやって家事をさせるのか…これが共通の悩みなんだけどなぁ。。。