ちょっと曲がった家

おもに家と庭についてのブログです。。。

ミドリノオバサン

朝イチ、夫から「お風呂の椅子が壊れた」と報告されました。
どうやら座面にヒビが入り夫のお尻を噛んだようです(;^ω^)

タイトルに惹かれて図書館で借りた本を紹介します。

ミドリノオバサン 伊藤比呂美の本

ミドリノオバサン 伊藤比呂美

カリフォルニアで植物に囲まれた暮らしを送っている著者が、その偏愛ぶりを事細かに書いたエッセイ。

まず、マリリスの花茎を男性器に例えた章を最初に持ってきているあたり、編集者の心意気を感じさせますww

また別の章では、サトイモ科の植物をオトコに例えて、それぞれの植物にキャラクター(もちろんイケメン)を設定してみたりと、なかなかの暴れっぷりを披露しています(^^;
真面目(?)なガーデナーには「園芸に男女関係を持ち込むなんて、不潔だわ!」と顰蹙を買うかもしれませんが、私はこの本大好きですww

ミドリノオバサン | 伊藤 比呂美 |本 | 通販 | Amazon

伊藤比呂美という作家自体、この本で初めて知ったのですが、リズム感があってとても読みやすい文章を書く人だなぁという印象で、何となく山本ふみこに女っ気とか油っ気とか現役のオンナ感を加えた様な…そんな感じを受けました。
失礼を承知で説明すると、別に山本ふみこが枯れてると言いたいわけではなく、今まで私が読んだ本が母とか生活者として書いたエッセイ等が多く、あんまり生身の女性っぽさが文章から感じられないのです。