図書館に行くと真っ先に向かうようになった園芸コーナー。
ふだんは実用書ばかり借りるのですが、園芸家のエッセイを読むのも好きになりました。
リトルガーデンのしあわせ 前田まゆみ著
この本を読むまで知らなかったのですが、著者は絵本やイラストで活躍されてる方だそう。
OLから転身し英国留学でガーデニングを学び、帰国して庭づくりを楽しみながら好きだった絵を描く仕事についたそうです。
イラストと同様ほんわかした語り口で、アマチュアガーデナーとして楽しんでいる庭と付き合っている様子がうかがえます。
ベランダガーデニングでは物足りなくなって、貸し農園(ここでもユニークな借り手たちとのやり取りがあります)を経て庭付きの部屋に移り、雑草だらけの庭を開拓するあたりはとてもワクワクしました。
庭づくり初期の夢中になってる著者の姿を「そうそう!」と懐かしく思ってしまうのは、自分の庭が一段落着いてしまったからかな?
この本で著者の庭で咲いている植物が可愛いイラストで紹介されてるのですが、クレマチス『籠口』が欲しくなってしまいました(^^;