私が感じた「設計事務所との家づくりのメリットとデメリット」について書いてみます。
設計事務所で建てるメリット
建築家(設計士)にもよるけれど一番のメリットは、施主の希望を最大限とりいれられること。
でも、建築家の作風と施主の好みが基本的に一致していないと悲惨なことになりそう(^^;
私と設計士Kさんはどうかというと、実際の所まだよくわかりません(^^;
Kさんは建築のプロとしてベストなカッコよさを追求したくなるようで、素人の私からすると全く気にならない些細な事まで気になります。。。
私が「こういう風にしてみたい」と参考資料(家作りブログなど)を提示しても、Kさんの好みとズレてたり、収まり具合が気に入らないと指摘された事が多々ありました(^^;
でも、基本的に私が出した無茶な要望も一旦引き取って考えてくださったり、私が想像した以上に素晴らしい提案をサラッと出してくれるのは流石プロという感じがするし、実際家づくりをしていて楽しいです。
まだ現段階での感想なので、家作りの進行に応じて変わってくると思いますが、今のところはまぁまぁいい感じとお伝えしておきます。。。
設計事務所で建てるデメリット
建築家と施主の好みの不一致は論外として、私が感じているデメリットについて。
とにかく時間がかかる
我が家の場合ですが、家の完成は早くて1年と言われました。
通常ハウスメーカーなら半年くらいで建てられるので、全くスピードが違いますよね(^^;
その分、間取り検討だけで2ヶ月…と、じっくり考えられるので良い面もあるのですが、期限を決めて家を建てる人には向いていないかもしれません。
住宅ローンが難しい(かも)
我が家は、住宅ローンを借りる予定です。
銀行の審査には、施工会社の情報が必要になります。
しかし設計事務所と建てる場合は、施工会社が決まるのは基本設計が終わってからになるので、ローン検討時点ではまだ施工会社は決まってません。
幸い我が家が検討している伊予銀行は、事前審査では設計事務所でも受け付けてくれました。
(でも施工会社が決定したら、また事前審査からやり直しになるそうで、結局2度手間になることに)
我が家は(つなぎ融資の金利が勿体ないので)土地は現金購入したのですが、もし土地購入でも住宅ローンのお金が必要だったら困ったんじゃないかなぁ?
たぶん、借りられる銀行が限定されてたのでは?と思います。
(補足ですが、土地の購入に住宅ローンは組めません。住宅ローンを担保に「つなぎ融資」という別のローンを組んで土地を購入する形になります)
おまかせじゃダメ
これもうちの場合なのですが…(^^;
我が家が契約した設計士・Kさんは、建築のことはまるまるお任せできても、ネット環境とかは全くお手上げだそうで、そういうトコロは施主自身で調べて動く必要があるようです。。。
きちんと勉強してる建築家も沢山いると思うので一概に言えませんが、個人経営(?)の設計事務所だとこういう思わぬ落とし穴があったりします(;^ω^)